三十三間堂は桜のシーズンに行きたい

こんにちは、吉野勝秀です。今回は、桜の季節に行きたい三十三間堂をご紹介します。

京の街に長さ100mにも及ぶ長大な姿を見せているのが、三十三間堂です。平安時代末期、後白河法皇のお告げによって平清盛が、その財力によって造営した建築物です。内陣の柱が、三十三あることから三十三間堂と呼ばれ、世界最大の木造建築物と言われています。

入り口となる南大門は、三間一戸の八郷門で、豊臣秀吉が1596年に造立した大仏殿方広寺の南門として築いたとされています。それに続く築地塀は、高さ5.3m、長さ92mの堂々とした建造物で、瓦に太陽塀の文様を用いていることから太陽塀と呼ばれています。

吉野勝秀、おすすめの見どころ

靴を脱いで館内に入ると、最大の見どころである、千手観音立像があります。しかし、大火で焼失し僅か百数体が難を逃れただけでした。その復興は、鎌倉時代に運慶の子湛慶を大仏師として行われ、見事に1001体の観音様が蘇ったのです。

その最前列には、鎌倉時代の写実彫刻の傑作と言われる二十八部衆が納められています。二十八部衆は、観音二十八部衆とも呼ばれ、千手観音の眷属とされ、観音の信者を守る神々です。シンバルを打ち鳴らし、観音の大軍団の行進を先導するかのうな二十八部衆。横笛を吹く迦楼羅王の右足のつま先は、軽く上を向いてリズムを取っているように見えます。

国宝神母天は、音の余韻を楽しんでいるかのうな繊細な表情をしています。そして、二十八部衆の左右を守るように国宝風神雷神が配されています。風神雷神は、千手観音の最前列で、行進を妨げる敵に大音響を轟かせ蹴散らしているかのようです。

三十三間堂には、日本庭園もあり東側にはしだれ桜や陽光桜などが植えられています。遊歩道は、ベビーカーも通れるように整備されています。境内には、赤ちゃんの夜泣きに御利益があるとされている、夜泣き地蔵もあります。

吉野勝秀、おすすめのシーズン

春の桜のシーズンには、すぐ近くにある養源院や智積院の桜と併せて出かけるのがおすすめです。三十三間堂の桜は、早咲きなので、3月下旬が開花時期となります。また、毎年1月15日の成人式には、大的大会が行われます。朝8時半から新成人による通し矢が行われるこの日は、拝観料が無料となっています。かなり混みあいますので、時間に余裕を持って行きましょう。

三十三間堂の拝観時間は、8時から17時までです。11月中頃から3月までは、9時から16時までとなっています。入館の最終は、30分前となっています。

アクセス

三十三間堂へは、市バス206か208系統で移動するのが便利です。博物館三十三間堂前で下車すれば目前です。