創建1200年の京都の東寺は観光におすすめの寺院

こんにちは、吉野勝秀です。今回は東福寺のご紹介です。

歴史ある建造物が多い京都においても、東福寺は日本最古の方丈建築としてその名を轟かせている、あまりにも有名な存在です。1236年に着工を開始し、19年後の1255年に完成した東福寺は、いずれも奈良県にある東大寺と興福寺からそれぞれ1文字ずつを取って名付けられた臨済宗東福寺派の大本山です。

1300年代前期に度重なる火災に見舞われたほか、比較的近年である1881年にも火災によって仏殿や方丈を焼失させていますが、明治時代以降に再建されて現在の姿を残しています。

吉野勝秀、おすすめの見どころ

見どころの一つとして国宝に指定されている三門があります。東福寺の三門は日本最古の物と伝えられており、二階部分には吉山明兆による壁画が現在も残されています。東福寺は前述した通り度重なる火災の被害に遭っていますが、三門はこれを免れて約600年の時を過ごし続けている貴重な存在と言えます。

次に禅堂は日本最大規模であり、最大で400人以上の僧が修行に仕えていたという歴史を持っています。南北に約42メートル、東西におよそ22メートルある禅堂は、遥か昔から現在に至るまで一貫して東福寺が日本人にとって重要な存在であったかを物語る象徴的な存在としても認知され、観光に訪れた多くの人々から注目されています。

さらに、東福寺に足を運んだ人々が必ず目にすることになるのが庭園です。その歴史は意外にも浅く、造園家の重森三玲が1938年に完成させたものですが、歴史と伝統を感じさせながらも革新的なデザインを持ち、モダンで前衛的な造園に仕上げられているため、見る者に驚きを与えています。

臥雲橋や通天橋も東福寺を代表する見どころです。木造で造られたこの橋は風情溢れるデザインであり、両側は美しい木々の緑によって取り囲まれています。この橋を渡っている最中には、まるで古代にタイムスリップしているかのような不思議な気分を味わうことができるでしょう。

吉野勝秀、おすすめのシーズン

東福寺のベストシーズンは紛れもなく紅葉を迎える9月初頭です。東福寺の境内にはモミジの木が非常に多く、しかも計算された間隔で植えられています。通天橋からの眺めの良さも最高であり、真っ赤に染め上げられたその景色は言葉では言い表すことの出来ないほどの絶景です。

アクセス

東福寺には、京阪電車とJR戦の東福寺駅から歩いて10分ほどでアクセスできます。京都駅からは京都市バスの88系統、あるいは208系統に乗車し、約15分ほどの東福寺停留所から徒歩4分です。駐車場の台数がごく少数であるため、自家用車でのアクセスはおすすめできません。