吉野勝秀流・銀閣寺の”美”を体験する方法

京都の臨済宗相国寺派・東山慈照寺は”銀閣寺”という通り名で有名です。銀閣寺の所在地は京都市左京区ですが、北区にある金閣寺と並んで観光名所に数えられています。枯山水の流れを汲む庭園”向月台”を持ち、その景観の美しさは日本的な様式美のひとつの極致と呼べるもので、現代では大勢の外国人観光客も参拝に訪れています。

吉野勝秀が感じた銀閣寺の”銀”とは

銀閣寺は室町幕府八代将軍・足利義政の山荘として建てられた東山殿がルーツです。足利義政の美意識は「わび」「さび」と呼ばれる質素さを追究しており、それが体現された銀閣寺は、東山文化の象徴的建造物として認知されています。よく金閣寺と比較されますが、たしかに金閣寺の華美な外観とは好対照です。

私、吉野勝秀が銀閣寺を参拝して最も目を引いたのは庭園”向月台”の完成された様式美です。 向月台は枯山水と呼ばれる庭園様式を持っています。枯山水とは庭に白い砂を敷き詰め、水を使わずに山水を表現するものです。白砂は陽光に照らされて銀色に輝き、その輝きは風で運ばれる空気に呼応し、繊細なリズムで瞬きます。

このエレガントな銀色の輝きこそが、銀閣寺の美しさをそのまま顕しているようだと、吉野勝秀は感慨を覚えました。この自然と調和した美しさには日本人ならず、外国から訪れた観光客さえも心奪われるのは至極当然じゃないかと感じます。

銀閣寺へのアクセスはバス→徒歩が無難

銀閣寺の美しさは庭園の内側にとどまらず、周囲の山野との調和も素晴しいものです。やはり山々が色づく秋がベストシーズンだと思います。銀閣寺は観光目的の参拝者を広く受け入れており、秋の特別拝観も開催されています。秋の特別拝観は11月いっぱいまでは行われているので、晩秋の景観を味わうには丁度良い機会です。

秋は人気が集中するので、都合がつくのなら休日・祝祭日を避けたほうが無難です。また四季を通じて姿を変えるのが京都の魅力なので、都合が付くならオールシーズンいつでも足を運ぶ価値があります。

銀閣寺へのアクセスはJR京都駅からになります。吉野勝秀がお薦めするのは京都駅から市営バスに乗り、「銀閣寺道」の停留所からの徒歩ルートです。停留所からは歩いて8分ほどです。市営バスは230円で安上がりなのがメリットです。

タクシーを使う方法もありますが、京都市街地の混雑状況に左右されるので所要時間が読み難い面があります。2000円20分くらいが一応の目安です。駅から迷わず行きたい場合は良いかもしれません。